内臓脂肪の燃焼で健康!長生き!効率的に内臓脂肪を燃焼させよう!

生活習慣病の症状、予防方法、治療方法、データを知り、生活習慣病と向き合いましょう!
    

メタボリックシンドロームは内臓脂肪症候群

生活習慣病のリスクを高めるメタボリックシンドロームは、いろいろな日本語に訳されます。しかしメタボリックシンドロームという概念の基底となっているのが内臓脂肪の蓄積であることを考えると、内臓脂肪症候群という言い換えはわかりやすいでしょう。

生活習慣病のリスクを軽減するためには、メタボリックシンドロームを解消することが重大な目標になります。そのためには、まずは内臓脂肪をしっかりと燃焼させる必要があると結論づけることができます。

メタボリックシンドロームや肥満と密接な関係がある生活習慣病は、11にものぼると考えられています。糖尿病・耐糖能異常、腎臓病、高血圧、冠動脈疾患(心筋梗塞や狭心症)、脳梗塞、痛風・高尿酸血症(痛風予備軍)、脂質異常症、脂肪肝、睡眠時無呼吸症候群・肥満低換気症候群、関節痛や骨折、(女性に限り)月経異常・妊娠合併症です。

中には緊急対応を要する生活習慣病が含まれていますので、やはりメタボリックシンドロームや肥満がどれだけ大きなリスク因子となるか想像できます。そのリスクを軽減するためには、できるだけ効率よく内臓脂肪を燃焼させることが重要です。

健康的に長生きするためにまず考えるべきこと

日本人の平均寿命はどんどん長くなっています。しかし健康的な生活を送りながら長生きすることは、寿命が延びれば延びるほど難しくなります。これからの時代は、単に寿命を延ばすだけではなく、健康な生活を送りながら長生きを目指す、健康寿命を延ばすことがより大切であると考えられています。

健康的に長生きするためには何が必要になるのかを考えます。近道なのは、病気にならないことです。特に、生活習慣の悪化が原因で罹患する生活習慣病を回避することです。そのためには、11の生活習慣病の罹患リスクを高めるメタボリックシンドロームや肥満から脱却することが何よりも優先されます。

年齢を重ねてもしっかり食べてしっかり燃やすことが大切

メタボリックシンドロームや肥満を解消するためには、再三お話しているように、まずは内臓脂肪をしっかりと燃焼させる必要があります。ただ、燃焼させる材料がなければ燃焼してくれませんので、燃やすためにはしっかりと食べることが大切です。年齢を重ねることによって徐々に食事の摂取量が減少してくる人が多いですが、無理や暴飲暴食にならないという前提では、やはりしっかり食べることが大切です。

そして、食事によって体内に摂り込んだ過剰な内臓脂肪を燃焼させることが重要になります。燃焼のためには運動することが一番の近道です。ですから、しっかり食べてしっかり運動することで、効率よく内臓脂肪を燃焼させることができるはずです。

ただし、年齢を重ねると、運動能力も減退してきますので、内臓脂肪の燃焼効率をキープするのが難しくなりがちです。そのためには、食事によって摂取するエネルギーをあらかじめコントロールすることが大切になってきます。つまり、より燃焼しやすいエネルギー摂取が必要になるということです。

内臓脂肪を効率的に燃焼させる方法

それでは、内臓脂肪を効率的に燃焼させるためにはどのようなことに取り組むべきかということについてお話していきます。まずは、腹八分目の食事摂取と運動によって、適正体重をキープすることが重要です。このことを前提として、いよいよ食事の摂取について注意を払って行きます。

まずは炭水化物摂取による糖質制限の方法を考えます。特に、年齢を重ねてからは、食後血糖の急上昇を防ぐ必要がありますので、炭水化物をどれくらいの量摂取する必要があり、どんなものを摂取する必要があるのかを考えて、メニューをつくることが大切です。その際に、特に三大栄養素といわれる栄養素の摂取がバランスよく行われなければならないという点に注意する必要があります。

上記の内容を踏まえてメニューを考えるのが難しいと感じるのであれば、主食と副菜の組み合わせで、日本食をイメージするとよいでしょう。豊富な栄養素を含む野菜中心の副菜は、量ではなく種類にバラエティーを持たせることで、理想の栄養やエネルギーの摂取に近づけるはずです。

すでにメタボリックシンドロームや肥満がある人の食事

現在すでに内臓脂肪を燃焼が追い付いていない人は、まずはエネルギー摂取量を減量する必要があります。その際に、炭水化物を制限すべきか脂肪摂取を制限すべきか、選択肢が分かれるところですが、これについては、その人の生活習慣病発症リスクによって適正に判断される必要があります。

自分だけで判断できない場合には、医療機関で血液検査を行い、医師の診断のもとに、制限すべきエネルギーについて相談するという方法が有効です。その際に、お医者さんからダイエットの方法についてのアドバイスを受けるとよいでしょう。

内臓脂肪の燃焼効率を高めるためにはウォーキングが有効!

内臓脂肪を効率よく燃焼させるためには、ウォーキングを取り入れることが有効です。有酸素運動は、内臓脂肪を効率的に燃焼させる作用があります。ウォーキングは有酸素運動の代表ともいうべきエクササイズになりますので、積極的にウォーキングを取り入れていただきたいと思います。

ウォーキングは、1日に30分程度から有効性が発揮されると考えられています。あまり無理をして歩きすぎるのもマイナスといわれているので、30分~60分程度を目安として、毎日ウォーキングを実施していただきたいと思います。

ウォーキングによる内蔵脂肪の燃焼効率をさらに高める方法

内臓脂肪の燃焼は、体温が十分に上昇してから行われます。固形の脂を熱しても、すぐには溶けださないのと同じで、内臓脂肪も、体温が十分に上昇してから燃焼しはじめます。ということは、たとえば30分のウォーキングでは、歩き始めてしばらくするまでは内臓脂肪の燃焼は行われないことになります。

ウォーキングをスタートしてすぐに内臓脂肪が燃焼しはじめるケースが、燃焼効率としては最も高いことになります。そのためには、ウォーキングをはじめる前に、体温を十分に上昇させておく必要があります。

体温の上昇に役立つのが、ストレッチ運動です。ストレッチによって筋肉が伸縮することで、血行が促進され、体温上昇がはじまります。この状態でウォーキングをはじめれば、スタート直後から内臓脂肪の燃焼がはじまることになります。

より効率よく内臓脂肪を燃焼させるためには、5分間のストレッチ運動と、30分(~60分程度)のウォーキングのセットがおすすめです。

今回のテーマは、健康寿命をいかに延ばすかというところでした。ただ、健康寿命に関しては、年齢を重ねてからがんばっても厳しいものがあります。若いうちから内臓脂肪を効率的に燃焼させることを常に考え、メタボリックシンドロームや肥満を遠ざける生活習慣を長く送っていただきたいと思います。

Top