低カロリー甘味料でダイエット効果!血糖値コントロールも効果的!

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私たちにとって重要なエネルギー源となるブドウ糖

日本人の健康意識、美意識などの高まりによって、ダイエットを行う人が女性だけでなく、男性にも増えてきている印象があります。ダイエットの方法にはとにかくいろいろあります。運動療法的な手法によるダイエットはもちろん、食事制限的な手法によるダイエットも未だ主流といえます。ほかにも、新興のダイエットが次々と紹介されていますが、いずれにしても多くのダイエット方法で共通するのが、糖分、特にブドウ糖の摂取を徹底的に制限するという考え方です。

ただ、ブドウ糖という栄養素は、私たちにとっては非常に重要なエネルギー源となる栄養素ですから、なんでもかんでも頭ごなしに甘いものはダメと決め打ちするのもあまりよいことではないともいえるのです。とはいえ、やはり従来の発想では、甘いものを食べたり飲んだりすることをできる限りガマンして、ブドウ糖の摂取を徹底的に制限するという考え方が、相変わらず採用されることになるのです。

確かに、ちょっとお菓子を食べればブドウ糖はたくさんつかわれていますし、ジュースを飲んでもブドウ糖はたくさん含まれています。そして、エナジードリンクや栄養ドリンクなどといった、いわゆるドリンク剤と呼ばれる飲料にも、ブドウ糖は相当量含まれています。ですからいつどこにいても、どんなタイミングでも私たちはブドウ糖を摂取することになるわけですが、ただ、それはダイエットにとってマイナスになる反面、私たちの重要なエネルギー源となっているということだけは忘れるわけにはいきません。

何が言いたいのかというと、要するに、ダイエットとエネルギー補給とのバランスの両立は非常に難しいのです。どちらかを立てればどちらかがおろそかになってしまうのが、このテーマでは最大のジレンマとなります。ただ、近年の日本人のそうした健康意識、美意識の高まりに応じた商品がここにきて登場してきていますので、ダイエットにまつわる特有のジレンマを解消することができるかもしれないといったお話を、今回はしていくことにします。

低カロリー甘味料にかかる大きな期待

甘いものが物理的な、というか、実質的なエネルギー源となるのはもちろんですが、甘いものというのは、メンタル面でのリラックスを得られる重要なファクターともなりえます。実際、仕事でちょっと疲れたときなどに、チョコレートなりキャンディーなりをひとつ口に入れることで、ずいぶんリラックスすることができるという経験を過去にしてきた人も多いはずです。

ですから、エネルギー源といったフィジカルなメリットだけでなく、上記のようなメンタル面でのメリットも見逃せない部分があります。そして、ダイエットのことを重く考えている人にとっては、フィジカルな意味でもメンタルな意味でも、ブドウ糖に代表される甘味が与えてくれるメリットを失わなければならないことにもなるのです。

そういった問題を解決してくれることになりそうなのが、ブドウ糖の代替品として非常に優れたポテンシャルを持つ、低カロリー甘味料です。低カロリー甘味料は、その名のとおり、ふつうの砂糖(ブドウ糖)とくらべても非常にカロリーが低く、しかしその甘さに関してはほぼふつうの砂糖の甘さを補完できるという優れた甘味料なのです。

同じ砂糖の中でも、やはりコストダウンを目的として非常に甘い甘味料がつかわれているのが、上でお話したとおりのお菓子やジュースです。甘みが強いだけ、どうしてもカロリーがふつうの砂糖にくらべても非常に高いというデメリットが生じます。ちなみにこれらの高カロリーで甘い砂糖は、果糖(フルクトース)、ショ糖(スクロース)などと呼ばれる糖類です。こういったタイプの糖分は、ダイエットにとっては大きなデメリットになるといわざるを得ません。

しかしダイエットに悩む私たちの救世主となっているのが、低カロリー甘味料なのです。それでは、低カロリー甘味料の正体について、次のところで迫っていくことにしましょう。

低カロリー甘味料とはどんな甘味料なのか

低カロリー甘味料というと、まだまだあまり耳慣れないワードということになると思います。しかし、人工甘味料というと、おそらく多くの人が一度や二度、耳にしたことはあるでしょう。実は、低カロリー甘味料の多くが人工甘味料と呼ばれる甘味料なのです。そして、人工甘味料の主成分となっているのが、アスパラテーム、スクラロース、ステビア、サッカリンです。

実際に、すでにこれらの人工甘味料をフルクトースやスクロースの代替甘味料としてお菓子やジュースをつくる研究は行われており、その研究結果も一定の成果として発表されています。その研究結果というのは、以下のとおりになります。

それは、アスパラテーム、スクラロース、ステビア、サッカリンといった人工甘味料を、フルクトースやスクロースの代替甘味料として使用したところ、こうしたお菓子やジュースなどの嗜好品の摂取カロリーを、従来の7分の1にまでカットすることができるという研究結果でした。

しかも、これらの低カロリー甘味料はすでに実用化されており、また、新たな人工甘味料も十分実用化が可能なレベルで開発が進められているということで、今後はダイエットを目指す私たちにとって、これらの低カロリー甘味料が非常に強い味方の救世主になってくれるのではないかという期待も膨らむのです。

もちろんそういった非常に大きな魅力がある低カロリー甘味料、人工甘味料ではありますが、ただ、必ずしもメリットばかりとは言い切れない部分もありますので、考えられるデメリットについてもひととおり説明しておきたいと思います。

低カロリー甘味料のデメリットについて

アスパラテーム、スクラロース、ステビア、サッカリンといった低カロリー甘味料、あるいは人工甘味料には、使用することで生じるデメリットについても検証の対象になっています。というのも、低カロリー甘味料を使用することで、腸内環境を悪化させるとの疑いがかけられているからです。

もちろん、アスパラテーム、スクラロース、ステビア、サッカリンなどをダイエット効果、健康効果が高い人工甘味料として使用する方向を固めているメーカーからすれば、そうした低カロリー甘味料のデメリットについてはできるだけ触れたくないところだとは思います。

確かに、一説によれば、大量の低カロリー甘味料を摂取しなければ、腸内環境の悪化についてもそこまで深刻なものではないとする研究結果が出ていますので、そこまで気にする必要がないといえばいえるのかもしれません。しかしながら、大量というのが果たしてどのくらいの量に当たるのかということについては、この手の問題ではいつも登場する個人差が大きな問題になります。そして残念ながら個人差のレベルまで検証することが非常に難しくなるため、研究結果として一般性を失わないレベルであるといっても、それが低カロリー甘味料の安全性を証明したことには決してならないのです。

ですから、そういった意味において、低カロリー甘味料自体のダイエット効果や健康効果をさらに高めるというだけではなく、低カロリー甘味料自体の安全性をさらに確実なものにしなければならないということについても、非常に重要なテーマとして今後さらなる研究対象としていかなければならないはずです。

そうは言っても、ふつうの砂糖などと同じレベルで私たちにとって必要不可欠な甘みを補完でき、しかもダイエット効果や健康効果もほぼ確実に得られる甘味料である低カロリー甘味料が、これから先も大きな期待を抱かせるものであることは間違いありません。そのためにも、非常に難しい問題ではあると思いますが、低カロリー甘味料のさらなる安全確保に対しても、大きな期待が寄せられることになるといえるでしょう。

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