血圧に関するデータは重要な参考データ!高血圧を改善しよう!

生活習慣病の症状、予防方法、治療方法、データを知り、生活習慣病と向き合いましょう!
    

日本人の血圧の平均値、危険領域人口の割合、10年間推移など

高血圧に悩む日本人、もしくはまだ悩んではいないものの、知らずのうちに高血圧の危険領域に達してしまっている日本人は非常に多いといわれています。高血圧とは、収縮期血圧(上の血圧)でいえば140mmHg以上の血圧を指しますが、一般的に高血圧という生活習慣病は、高血圧の状況が継続的に推移するケースです。そして高血圧が原因で何らかの症状が表れたとき、その症状は高血圧症と呼ばれます。

高血圧(症)の患者が多いといわれる日本人の血圧の平均値は、いったいどのくらいになるのかというのが少し気になるところでしょう。2015年12月のデータでは、成人日本人男性が135.3mmHg、成人日本人女性が128.7mmHgという結果になりました。また、収縮期血圧が140mmHg以上の、いわゆる高血圧危険領域に達している割合が、成人日本人男性で36.2%、同女性が26.8%という結果になりました。

平成25年12月のデータを見る限りでは、特に日本人男性は血圧において危機的状況にあるという印象もあります。ところが、血圧に関する10年間推移を検証してみますと、収縮期血圧は低下の傾向があり、また、高血圧の危険領域に達している割合も、減少傾向にあるということがわかっています。日本人の健康意識の高まりが、血圧という項目でははっきりと現れているといえます。

塩分摂取量に関するデータ

ところで、血圧といえばやはり塩分摂取量との関係が密接です。ここ10年の推移では、血圧は低下傾向にあることから、塩分摂取量も減少傾向にあると考えられます。実際、平成25年12月のデータでは、成人日本人男性の1日あたりの塩分摂取量の平均が10.9g、女性が9.2gであるというデータがあり、塩分摂取量についても、想像どおりこの10年間で減少の傾向にあります。

高血圧が原因となっている疾患による死亡者数の推移

高血圧が重篤な病気の直接的、間接的な原因、あるいはそういった生活習慣病のきっかけとなることはよく知られるところです。高血圧がかかわるそうした疾患(高血圧性疾患)によって死亡した人の数は、2014年の1年間で6932人にのぼりました。

高血圧性疾患のうち、高血圧性心疾患もしくは高血圧性心腎疾患による死亡者数は3394人、その他の高血圧性疾患による死亡者数が3538人という内訳になるというデータが発表されています。

高血圧の罹患者数は減少傾向にあるとはいえ、やはりまだまだ深刻なデータであるということをおわかりいただけたかと思います。これを踏まえ、今後実践していきたい、血圧を意識した生活習慣についても少しご紹介したいと思います。

高血圧対策は、やはり塩分がカギを握る!

それでは、ここからは高血圧に関する全体的なデータを見ていきたいと思います。この中に、塩分に関する情報が有効な高血圧疾患予防になりますので、ぜひ参考にしていただき、可能な限り実践していただいたいと思います。

高血圧に関する基本データ

高血圧症罹患者数・・・906万7000人、年間医療費・・・1兆8890億円

国民の平均血圧が4mmHg下がると、脳卒中による死亡者数は1万人減少し、心筋梗塞による死亡者数5000人減少すると考えられています。

1日1gの減塩に成功すると、血圧が1mmHg低下するという臨床結果が出ています。たとえば、日本人の1日あたりの平均塩分摂取量10gの現状を、1日6gに減塩することで、4mmHgの血圧低下が計算上可能になりますので、上記の高血圧性疾患の死亡者数は、脳卒中、心筋梗塞に限ればそれぞれ1万人、5000人ずつ減少することになります。

このようなデータから、現在目標とされる1日あたりの塩分摂取量は、6gであるとされます。かなりロジカルなデータであるといえますので、この目標設定を信憑性ある設定であると信じて実行してみるという予防の方向性で問題ありません。

年齢別に見る高血圧症関連のデータ

平成23年度のデータを見てみますと、血圧検診受診者数10万人に対する高血圧性疾患の罹患者数は、年齢が85歳以上90歳未満で最大になり、その罹患者数は2260人になります。次いで、90歳以上が2162人、これに次いで、80歳以上85歳未満で2160人という具合に、やはり年齢が上昇することで、高血圧性疾患の罹患者数が増加していることがわかります。

このことについてはおそらく想像の範囲内であると思われますが、健康意識の高まりと、平均寿命の延びによって、このあたりのデータにも、今後は多少変化が見られる可能性はあるでしょう。

高血圧予防は減塩と健診・検診!

高血圧予防の方法はとにかくいろいろあります。禁酒、禁煙、運動など、基本的な生活習慣の改善はもちろんですが、やはり最善と考えられているのが、減塩でしょう。減塩に関するデータに関しては、上記でお話したとおりです。

ただ、漠然と塩分を減らすという目標設定よりは、明確なデータを参照しつつ、減塩なり禁煙・禁酒なりの生活習慣の改善をしながら高血圧予防をするのが理想です。そのためには、やはり定期的に健康診断を受けていただきたくことが望ましいといえます。

あるいは、今の時代、血圧計は一戸に一個の時代ですから、毎日自宅で血圧検診をするということも十分可能なはずです。そういったいろいろな方法で、高血圧予防をしていただきたいと思います。

高血圧の場合、もちろん近い将来たいへんな事態を招く原因にもなるかもしれませんが、やはり基本的にはもっと遠い将来への影響を考えることが大切であるといえます。遠い将来を展望する場合、どうしても、まだいいや・・・という気持ちになってしまいがちですから、そこをがんばって、上記のような対策を講じていただきたいと思います。

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