究極の民間療法!心疾患や脳疾患のリスクを緑茶とコーヒーで撃退!

生活習慣病の症状、予防方法、治療方法、データを知り、生活習慣病と向き合いましょう!
    

コーヒーや緑茶のイメージ

緑茶は健康効果の高い飲料であるということが昔から言われていましたが、コーヒーについては、かつてイメージ的にはあまり身体によろしくない飲み物であるという印象がありました。もちろん時代によらず、緑茶やコーヒーは、飲みすぎはどちらも身体にはよくありませんが、ただ、特にコーヒーに関しては、近年特に、そのイメージがかなり良化してきています。

緑茶にしろコーヒーにしろ、カフェインを含んだ嗜好品というイメージで、そのためか、緑茶やコーヒーについて訊かれると、真っ先に、寝る前に飲むべきではない飲み物であるというイメージが思い浮かぶことが多いようです。それはさておき、緑茶のみならずコーヒーまでもが近年非常に健康効果の高い飲料として注目されています。

確かに、テレビの医療系の番組などでも、心疾患や脳疾患を回避するためにはコーヒーを飲んでくださいというようなお医者さんのコメントが大々的にアピールされています、そういった影響が大きいとは思いますが、実際、コーヒーにしても緑茶にしても、かつては悪者であったカフェインの健康効果の高さは、このところ私たち一般人にもしっかりと理解されるようになってきつつあります。

ということで、今回は緑茶やコーヒーの健康効果の高さについて、再確認という意味合いになる部分も大きいとは思いますが、お話していきたいと思います。

緑茶の健康効果について

緑茶に関する健康効果についての研究は古くから続けられてきましたが、近年も新たに研究は行われています。今回ご紹介する緑茶による健康効果についての研究は、1日あたりに飲用する緑茶の量ごとの健康効果の高さについてです。緑茶飲用量が1日1杯未満のグループ、1日あたり3~4杯の緑茶を飲用するグループ、そして1日あたり5杯以上飲用するグループに分けて調査しました。

全原因の死亡リスクと緑茶の飲用状況の関係について

この調査の結果、1日1杯未満のグループにくらべて、1日あたり3~4杯飲用するグループでは、全原因の死亡リスクが男性で約12%、女性で約13%も軽減されるという結果が発表されています。さらに1日あたり5杯以上緑茶を飲用するグループについては、男性で13%、女性は実に17%もの死亡リスクの低下が見られるようになるとのことでした。

それでは、部位ごと・原因ごとの死亡リスクについても、緑茶の飲用状況ごとに検証していきます。

部位ごと・原因ごとの死亡リスクと緑茶の飲用状況の関係について

それでは、部位ごと・原因ごとの死亡リスクと緑茶の飲用状況の関係について検証していくことにしましょう。まずは脳疾患(脳血管疾患)のリスクの軽減率から見ていきましょう。

脳血管疾患による死亡リスクと緑茶の飲用状況の関係について(男性)

緑茶の飲用状況が1日1杯未満のグループに対し、1日あたり3杯~4杯の緑茶を飲用するグループは、脳疾患(脳血管疾患)では男性で29%のリスク軽減が認められるという結果が得られました。また、1日あたり5杯以上緑茶を飲用するグループでは、リスク軽減率が24%にとどまるものの、それでもかなり高い脳疾患による死亡リスクの軽減率を示していることに違いはありません。

呼吸器疾患による死亡リスクと緑茶の飲用状況の関係について(男性)

緑茶の飲用状況が1日1杯未満のグループに対し、1日あたり3杯~4杯の緑茶を飲用するグループは、呼吸器疾患では男性で28%のリスク軽減が認められるという結果が得られました。また、1日あたり5杯以上緑茶を飲用するグループではリスク軽減率が非常に高く、なんと、45%も軽減されることになるというデータも導きだされています。

心臓疾患による死亡リスクと緑茶の飲用状況の関係について(女性)

緑茶の飲用状況が1日1杯未満のグループに対し、1日あたり3杯~4杯の緑茶を飲用するグループは、心臓疾患では女性で26%のリスク軽減が認められるという結果が得られました。また、1日あたり5杯以上緑茶を飲用するグループでは、やはりリスク軽減率が高い傾向にあり、37%も軽減されることになるという研究結果が得られています。

以上のように、緑茶を飲むだけでこれだけ大きな健康効果が見られるということですから、緑茶の飲用はぜひ多くの人に、積極的に実践していただきたいと思います。

緑茶はなぜ健康効果が高いのか

上記の研究では、死亡原因のリスク軽減率だけではなく、なぜ緑茶がこれほどまでに高い健康効果を示すのかということについても研究されています。もちろんこのことに関しては、今回の研究に限らず、古くから緑茶の効能として研究が進められてきましたが、そのおさらいの意味も込めて、ここからお話していきましょう。

緑茶カテキン

緑茶といえば、緑茶カテキンが真っ先に思いだされると思いますが、この緑茶カテキンには、血圧を正常化することはすでによく知られているとおりです。それ以外にも、体脂肪や脂質といった脂肪に関するアジャストを行う作用が、緑茶カテキンにはあります。その結果、血糖値も微調整されるといった効果も得られるのです。

カフェイン

そして、今回の研究でもっとも注目されているのが、緑茶に含まれているカフェインの効果です。かつてあまり良いイメージがなかったカフェインが、実は非常に高い健康効果を示すということがわかってきました。カフェインには、血管内皮の高い修復機能があることが研究によってわかってきました。つまり、カフェインを摂取することで、血管が健康な状態を保つことができるようになるのです。

また、カフェインには気管支拡張の効果もあるため、呼吸器系の疾患による症状の改善が見られるという研究結果も得られました。また、症状が改善されることによって、徐々に疾患自体も改善されていくという素晴らしい効果も、カフェインによって期待されるのです。

コーヒーの健康効果について

緑茶やコーヒーの健康効果の高さについては、ここに来て再認識される風潮は肌身に感じられることが多いです。緑茶に関しては以前からその効能について多く語られることが多かったものの、特にコーヒーから得られる健康効果の驚くべき高さに関していえば、ほんとうにここ数年のことであったという印象があります。

ということで、ここまで緑茶の効能についてお話してきましたが、ここからは、話題のコーヒーの健康効果の高さについて、また緑茶と同じようにいろいろお話していきたいと思います。

コーヒーの健康効果について

コーヒーに関する健康効果について、特に近年、かなり積極的に研究が行われているという印象があります。今回ご紹介するコーヒーによる健康効果についての研究は、上記でお話してきた緑茶の研究と同じように、1日あたりに飲用するコーヒーの量ごとの健康効果の高さについてです。コーヒーを1日にほとんど飲用しないグループ、1日あたり1~2杯の緑茶を飲用するグループ、そして1日あたり3~4杯飲用するグループに分けて調査が行われました。

全原因の死亡リスクとコーヒーの飲用状況の関係について

この調査の結果、1日あたりほとんどコーヒーを飲用しないグループにくらべて、1日あたり1~2杯飲用するグループでは、全原因の死亡リスクが約15%、1日あたり3~4杯飲用するグループでは、およそ24%死亡リスクが低くなるという、緑茶同様非常に高いコーヒーによる健康効果が認められたという報告がなされています。

それでは、コーヒーの健康効果に関しても、部位ごと・原因ごとの死亡リスクについても、緑茶の飲用状況ごとに検証していきます。

部位ごと・原因ごとの死亡リスクとコーヒーの飲用状況の関係について

それでは、部位ごと・原因ごとの死亡リスクとコーヒーの飲用状況の関係について検証していくことにしましょう。まずは脳疾患(脳血管疾患)のリスクの軽減率から見ていきましょう。

脳血管疾患による死亡リスクとコーヒーの飲用状況の関係について

コーヒーの飲用状況が1日あたりほとんど飲まないグループに対し、1日あたり1杯~2杯のコーヒーを飲用するグループは、脳疾患(脳血管疾患)では23%のリスク軽減が認められるという結果が得られました。また、1日あたり3杯~4杯コーヒーを飲用するグループでは、リスク軽減率が43%という、半数に迫ろうかというくらい、かなり高い脳疾患による死亡リスクの軽減率を示したという研究結果が得られました。

呼吸器疾患による死亡リスクとコーヒーの飲用状況の関係について(男性)

コーヒーの飲用状況が1日あたりほとんどゼロのグループに対し、1日あたり1杯~2杯のコーヒーを飲用するグループは、呼吸器疾患では37%のリスク軽減が認められるという結果が得られました。また、1日あたり3杯~4杯以上コーヒーを飲用するグループでは、リスク軽減率40%軽減されることになるというデータも導かれています。緑茶が呼吸器疾患を抑制するという話は昔からされていましたが、コーヒーも緑茶同様非常に高い予防効果、改善効果が期待できるという結果が得られているのです。

心臓疾患による死亡リスクとコーヒーの飲用状況の関係について

コーヒーの飲用状況が1日あたりほとんどゼロのグループに対し、1日あたり1杯~2杯のコーヒーを飲用するグループは、心臓疾患では23%の死亡リスク軽減が認められるという結果が得られました。また、1日あたり3杯~4杯コーヒーを飲用するグループでは、36%も死亡リスクが軽減されることになるという研究結果が得られています。

以上のように、コーヒーを飲むだけでこれだけ大きな健康効果が見られるということですから、これはぜひ多くの人に実践していただきたいことであるということになるでしょう。

その他の健康効果について

今回は、いずれも生活習慣病に分類される脳血管疾患、呼吸器系疾患、心臓疾患について、緑茶、コーヒーのそれぞれの飲用状況における健康効果についてお話してきましたが、実はこれらの生活習慣病以外にも、緑茶やコーヒーには高い健康効果が期待できると考えられています。これは今回の研究だけではなく、古くから説明されてきた部分もありますが、このことについても簡単にご紹介しておきたいと思います。

緑茶についてもコーヒーについても、カフェインの血糖値のコントロール能力が非常に高いことから、糖尿病の予防効果が高いと考えられています。ただし、緑茶にしてもコーヒーにしても、高いのはあくまでも予防効果であって、糖尿病の進行を食い止めたり糖尿病を解消したりという部分についてはその効果は期待できません。むしろ、糖尿病患者にとっては、緑茶やコーヒーのカフェインは逆効果であり、糖尿病を進行させてしまうリスクが高いと考えられていますので、この点には十分注意してください。

そして、緑茶についていえば、胃がんへの高い予防効果が期待されています。これについては以前からいろいろな形で紹介されることが多く、特に日本人にとっておなじみの飲み物である緑茶ということもあって、おそらくこのことについてすでにご存知であるという日本人は多いのではないかという気がします。

そして、コーヒーについても近年の研究から、主にがんへの予防効果が認められるようになってきています。コーヒーのがん予防効果の詳細は、男女共通で、肝臓がんとすい臓がんの予防効果が高いとされ、特に女性については、大腸がん、子宮体がんのリスクが軽減されるという研究結果が発表されています。

近年緑茶やコーヒーなどいわゆる嗜好品が発揮する健康効果の高さについては、かなり大規模な研究が行われ、その成果もだいぶいろいろな方面から紹介されるようになってきていますので、上記のデータをご覧になっても、そこまで驚くに値しないと感じる人も多いと思います。

ただ、ほんの数年前であれば、上記でご紹介したデータは間違いなく、驚くべき研究結果であるといえるほど、非常に画期的なデータです。これまで緑茶やコーヒーなどといった嗜好品のポテンシャルに懐疑的であった人々であっても、これからは緑茶やコーヒーをもっと積極的に飲用しようと考える人が増えていくのではないでしょうか。

そして、実際にそういった考え方の人々が増えていってくれることが望ましいといえるデータでもあったと思います。

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